タオバオのTMALL天猫、618セール初日に32ブランドで1億元を突破!

618セールが超ロケットスタートを切る。

それにしても618セールの日はすごいですね。

いくら政府の後押しがあるとはいえここまで一気に売上を伸ばしていくとはさすがに思いませんでした。

まあ今まで中国の大型セールといえば、春節だったり国慶節だったり季節性のもの以外は、W11独身の日くらいしかなかったので、618セールの日の完全な定着で夏と冬二つのセールの山が出来たというところは中国の消費にとっても大変良いことなのではないかというふうに思っています。

うちも今年に関してはお客さんからの問い合わせも多く、新型コロナウイルスの影響で今年は大体皆予算が夏以降からつくというところで対策は立てていないのですが、来年以降は618セールの日での販売というところで結構それなりに引き合いが増えてくるのではないかという風にも思っています 。

そんな中、618セールの日の速報が上がってきたので、下記にその内容をまとめてみたいと思います。

タオバオのTMALL天猫、618セールの開始1日で32ブランドの売上が1億元を突破!

6月1日、タオバオのTMALL天猫の618セールが正式に開始され、そのうち32ブランドで初日の売上が1億元を突破しました。1億円だとだいたい今日本円で15億円ぐらいの価値ですかね。

内訳を見ると、外資系のブランド企業が派手に売上を上げていると同時に、中国国内企業に関しても、家電やデジタル製品を中心に、売上をかなりあげているように見て取れます。

例えば売り上げが好調なブランドとしてはアップル、ナイキ、ハイアール、アメリカ、アディダス、ファーウェイは発売1時間で1億元の売上を突破しました。

化粧品では、ロレアル、エスティローダー、ランコム、OLAY、SK-II、ヘレナルビンスタイン、資生堂、Whooなどが1億元の売上を突破しました。特にエスティローダーは、開始9時間での売上が去年の619セールの日全体の売上を超えています。

このエスティローダーの例のように、予約販売だったり開始直後の販売だったりですでに去年の売り上げを超えてたり去年の売り上げの数倍をあげてるようなブランドも結構多いとのことです。

618セールの日でのタオバオのTMALL天猫の32ブランド
618セールの日でタオバオのTMALL天猫の32のブランドが1億元を突破する。

このように開始すぐに1億元を超えたブランドを、タオバオのTMALL天猫では「1億元クラブ」と名付けており、中国で影響力強いブランドというような意味合いで使っています。

タオバオのTMALL天猫わずか開始10時間で昨年全体のセール売上を上回る。

タオバオのTMALL天猫全体としても今年は今までとは比べ物にならないくらいの爆発的な売り上げを達成しているようです。

タオバオのTMALL天猫は、6月1日のセール正式開催から10時間で、成約額は昨年の50%増となりました。

これには、タオバオのTMALL天猫側の手厚い販促サポートも大きく作用しています。これには良い点悪い点もあるのですが、このような E コマースプラットフォームは基本的に資金を豊富に持っているので、 コマースプラットフォームは基本的に資金を豊富に持っているそのバーゲニングパワーを使い、これまたとてつもないクーポンをばらまいています。

当初タオバオのTMALL天猫は全体で100億元のクーポンを用意していたと報道されていますが、更に追加で40億元を追加して6月1日からセール期間中毎日クーポンを入手することが可能とのことです。

また、販売が絶好調のため、更に追加で100億元のクーポンを投入する計画だとのことです。

報道によると、どうやら政府からの補助金も出ているとの話ですし、各出展者からの割引も含めても数字ではあるみたいです。とはいえ仮にここで出ている全ての数字を合計すると合計240億円、日本円にして3500億円以上ということで日本では考えられないくらいの資金をばらまいているというところが見て取れます。 

逆に言えばこれだけ618セールの日で資金を投下したところで十分に元が取れる所にアリババグループの資金面での強さというのが見て取れるのではないでしょうか。

もちろん他の E コマースプラットフォームはもう618セールの日に向けて無駄な商品を取り揃えるなど大幅な値下げをしてユーザーの囲い込みを行なっています。

例えば中国TikTok (ティックトック) のライバル快手はクーポンを出して iPhone11を2000元代(3万円代)と通常の約半額で手に入るようにしており、中国のネット上でその安さが話題になっています。

基本的に中国で物を買うのは日本で言うところの消費税が贅沢品は高く、中国製造なのにも関わらず日本で買うより高くつくことが多いのですが、このようなセールの機会を利用すると日本より例外的に安く手に入れることもできます。

今年は夏のセールとしてしっかり定着した感のある618セールの日。

中国で消費財を販売する場合には、今後対応策を適切に立てていく必要があるでしょう。