新型コロナウイルスが影響で、ますますモバイルからの情報取得が盛んに。

新型コロナウイルスの影響でよりモバイルから情報を取得する傾向が顕著に。

新型コロナウイルスの影響で外出や旅行が減った結果、中国人もよりネット特にモバイルインターネットに依存する傾向が高まっています。

そんな中、最新の中国ニュース系アプリの最新の利用率や動向について、Aurora Mediaよりマーケティングの調査結果がが出てました。

新型コロナウイルスの情報の取得に関して95%が携帯電話からの情報の取得となっています。また、72%以上のユーザーが1日30分以上これらのニュースアプリを使っているという結果も出ています。 

それにより広告の下今までよりさらにモバイル広告への出稿を強めている傾向にあります。

そんな中Aurora Mediaの発表によると2019年から2020年3月までののニュース系アプリのMAUは平均6.7億人、特に新型コロナウイルスが流行していた2020年1月と2月のMAUは 7.07億にも迫っています。

ニュースアプリの月間MAU推移
ニュースアプリの月間MAU推移。Aurora Mediaより。

中国においては情報の取得は特に若い世代は圧倒的にモバイルからの情報取得が多いですが、新型コロナウイルスの影響によりその傾向がさらに強まったように見えます。

ニュース系アプリのシェアや満足度は百度がトップ、続いいてtencent、バイトダンスの今日頭条と続く。

それではここで各中国ニュース系アプリのシェアを見てみましょう。

百度、テンセントニュース、バイトダンスの今日頭条が他を圧倒的に引き離しており、事実上この3つが中国ニュース系アプリの3強であるということが言えます。

その中でも百度とテンセントが利用率を伸ばしており、バイトダンスの今日頭条は伸び率が少なく、差をつけられています。

これは今までと実感と違って面白い結果になっているという風に思います。

やはりニュースアプリといえばバイトダンスの今日頭条が筆頭に来るイメージだったので、百度とテンセントが利用率を伸ばしているというところは意外でした。

各中国ニュース系アプリのシェア。
各中国ニュース系アプリのシェア。百度とテンセントが利用率を伸ばしており、今日頭条は比較するとやや低い。Aurora Mediaより。

また下記の表は 中国ニュース系アプリの各満足度です。 タッチの差であるとはいえここでも百度の満足度が強く、続いてテンセントニュース、今日頭条が続くと言う結果になっています。

やはりここでも、百度やテンセントが強く、バイトダンスの今日頭条は後塵を排していると言う結果になっています。

業界の中でもリードする地位にあり、PRやマーケティングの露出度で言えばtiktokの国内外での流行もあり、バイトダンスが勢いがあるように見えいるものの、調査上で百度の方がシェアや伸び率ともに高く、満足度も高いことはやはり面白い傾向だと思います。

中国ニュース系アプリの各満足度。やはり百度とテンセントが強く、バイトダンスの今日頭条はやや劣る。Aurora Mediaより。

どちらかと言うとバイトダンスはマーケティングや PRにより長けている企業なので、実態よりもキラキラ輝いて見えるというところにも感覚的なギャップがある原因なのかなあとも思います。

百度の広告や SEO はこれからも引き続き重要な施策である。

一方、勢いが衰えたと色々言われているとはいえ、やはり検索のファーストチョイスは未だに百度である点が百度の強さである結果だとも言えます。

正直、百度の検索能力はそれほど高くはなく、WechatやWeiboなど他のプラットフォームを用いて検索をする人も増えてますし、自分も調べ物をするときはまずはWechatで調べることが多いです。

とは言え、百度検索に引っかかってくる情報の質や量が一定レベルを保たれてるのも事実なので、基本的に多くの人はWebでの調べものは、百度を中心に行なっている人の方が多いでしょう。

また、百度も、百家号(ニュース配信システム)、百度知道(知恵袋)、百度BBSなど、百度独自のSNSサービスを複数運営しており、その登録者数は増加してきています。

その辺りの百度のSNSサービスと百度検索の相性の良さもあって、百度がニュースアプリの中でも一歩抜けた存在感を示せているのではないかとの推測されます。

そういった意味では広告や SEO に関しても、モバイルでの事情を考慮しても百度の対策というところは相変わらず重要であるということは言えそうです。