中国TikTokの店舗集客サービス「Douyin門店」の紹介

中国TikTokは比較的新しいプラットフォームなので使いやすいサービスが充実している。

中国TikTok (ティックトック)は比較的新しいプラットフォームであったり、運営会社のバイトダンスの方針で、他のプラットフォームに比べてよりマーケティング的に運用しやすいメニューが揃っているという特徴があります。

中国でマーケティングを行う際に、最も痛い問題である「水増し」や「サクラ」に関しても、他のプラットフォームに比べると厳しめです。(とはいえ、中国のマーケティングにおいて「水増し」や「サクラ」は当たり前の世界なので、あくまで「他のプラットフォームに比べて」という注釈つきですが。)

そんな中、中国TikTokにはオンラインビジネスだけではなく、実際の店舗でも活用しやすいような広告メニューがあります。

中国TikTokの店舗集客サービス開設で店舗への来店を促進。

サービスの正式名称は「Douyin門店(抖音门店)」と言い、これは携帯の GPS 機能を通じて、自分の店舗に近いユーザーに優先的に情報を発信する機能になります。

このサービスには認証が必要です。TikTokを開設した後に管理画面より登録や店舗の申請を行います。(登録には営業許可証など、関連の資料が必要です。)

中国TikTok「Douyin門店(抖音门店)」の開設画面
中国TikTok「Douyin門店(抖音门店)」の開設画面。

POIサービス(POI探店任務)でインフルエンサーとタイアップ。

さらに店舗の来店促進の広告の手段として「POIサービス(POI探店任務)」があります。

これは、インフルエンサーが発信した店舗の動画画面から直接店舗の情報ページへリンクができるサービスになります。

なのでその店舗に対して購買意欲を持ったユーザーは、動画見たら直接店舗の情報ページから店舗や商品の情報を取得することができます。

インフルエンサーからの店舗宣伝サービス「POIサービス(POI探店任務)」
インフルエンサーからの店舗宣伝サービス「POIサービス(POI探店任務)」

これは中国TikTokのインフルエンサー広告サービス「星図」と連携しています。

星図で手配したインフルエンサーがその店や商品の動画を撮ってアップロードすると、それに付随して店舗へのリンクがつくといった形になっています。

では実際に、手配までの流れを見てみましょう。

まずは管理画面から「インフルエンサーに動画を撮ってもらう(找达人拍视频)」を選択します。

1. 「インフルエンサーに動画を撮ってもらう(找达人拍视频)」を選択。
1. 「インフルエンサーに動画を撮ってもらう(找达人拍视频)」を選択。

そうするとそこから「星図」のページへリンクするので、地域やコスト、業界などの項目からインフルエンサーを選びます。

2. 地域やコスト、業界などの項目からインフルエンサーを選択
2. 地域やコスト、業界などの項目からインフルエンサーを選択

さらに選濯続けていくと、そこから「POIサービス(探店任務)」を選べるので、クリックします。ちなみに、左側の「品牌传播任务」はブランドを PR するの意味です。

3. 「POIサービス(探店任務)」を選択
3. 「POIサービス(探店任務)」を選択。

また、現金での支払いに加えて、インフルエンサーの動画の視聴数を上げる「Dou+」や、インフルエンサーに無料で商品を体験してもらうなど、様々なコラボレーションの方式を選ぶことができます。

現金での支払い以外に褒賞なども設定できる
現金での支払い以外に褒賞なども設定できる。

このようにインフルエンサー発信した情報と直接店舗の情報を繋げることで、動画は配信したけどなかなか相手に繋がらないと言った今までの課題を解決することができます。

またインフルエンザの力を借りることで、実際の店舗への来店を増加させることができるだけでなく、店舗自身のファンも増やして店舗へのファンの囲い込みも行うことができます。

インフルエンサーが上手くハマれば大きな効果も。

具体例として次の3つ例を挙げましょう。1つは中国TikTokインフルエンサーの「魯智声(中国語の発音「LuZhiSheng。要するに「水滸伝」の「魯智深」のコスプレをしたインフルエンサー)」 が羊の肉を食らう動画は300DOU+で100万クラスの視聴数を稼ぎました。

これは、水滸伝梁山泊の「魯智声」世界観と羊の肉を食らうと言う世界観がマッチした好例と言えましょう。

「魯智声」が羊の肉を食らう動画は300DOU+で100万クラスの視聴数を稼ぐ
「魯智声」が羊の肉を食らう動画は300DOU+で100万クラスの視聴数を稼ぐ。

 また上海バンドにある「星空失恋博物館」もPOIを活用して、動画の視聴数3.4億回を記録し、1日の来館数は通常の3000人以上、売り上げは30%以上、POIを実施した月の中国TikTokからの博物館への来館は全来館者数の35%〜40%を記録しました。

上海バンドにある「星空失恋博物館」はPOIを活用して、動画の視聴数3.4億回を記録
上海バンドにある「星空失恋博物館」はPOIを活用して、動画の視聴数3.4億回を記録。

旅行においてもPOIの活用が進んでいます。広州旅行局がコラボレーションしたキャンペーン「花様游広州」では、20名のインフルエンサーを起用し、POIのショートムービーを制作と発布、3.5億回の視聴数を獲得しました。

広州旅行局はPOIを用いて3.5億回の視聴数を獲得
広州旅行局はPOIを用いて3.5億回の視聴数を獲得。

中国TikTokのインフルエンサー手配サービスである「星図」に関しては、中国TikTokの公式サービスであることと、 小予算からでも実施できるので、まずは小額予算で試してみて、効果があれば徐々に予算を増やしてみて、店舗の売上やファン育成につなげていくのが良いのではないかというふうに考えています。