タオバオの天猫TMALL、618セールのライブコマースで売上1億元突破が13回

618セールでライブコマースが更に好調。売上1億元突破が13回。

今年の618セールの日ですが、新型コロナウイルスの経済回復のための消費喚起や合計240億元と言われる大量のクーポンのばらまきだったりで、タオバオでの売り上げか大変好調です。

すでに6月16日の段階でタオバオでの販売額は前年同時期に比べて250%増加しました。

また、今回の618セールの日はライブコマースでの売上が急上昇してますが、タオバオの天猫TMALLでは1億元を達成したライブコマースは13回ありました。

やはりその中でもデジタル家電のライブコマースでの成長が最も進んでいます。

618セールの日が始まって5日目、 ファーウェイの ライブコマースが1億元を突破したのを皮切りに、 冷蔵庫、洗濯機、テレビ、温水器などのライブコマースでの成約率は200%増加しています。

天猫TMALLでは13のブランドが618セール期間中にライブコマースで1億元の売上高を突破。
天猫TMALLでは13のブランドが618セール期間中にライブコマースで1億元の売上高を突破。

大企業のトップ、商店、観光地。様々な分野がライブコマースに参戦。

各企業のトップが直接ライブコマースをやるというのも最近の傾向です。

例えば総合家電メーカー「格力」の女社長「董明珠」は自らライブコマースに出演して格力の商品 PR をしています。

また、ハイアールは 1000平方メートルの「ハイアールスマート場」により、クリエィティブなライブコマースを展開しました。

格力の名物女社長「董明珠」は自らライブコマースに出演
格力の名物女社長「董明珠」は自らライブコマースに出演。

この最近のライブコマース人気を反映して、大企業だけではなく様々な企業や商店がライブコマースに挑戦しています。

新型コロナウイルスの期間中に、医療従事者に合計7万杯ものコーヒーを無料提供した武漢コーヒ店がライブコマースを始めたりしています。

また各企業や商店のライブコマースも商品のPR だけではなく、工場の案内であったり、販売店舗のライブを流したりして、より消費者に商品の「深い」愛着を持ってもらうよう工夫をしています。

また企業や商店だけではなく、例えば上海の観光第一の名所であるお寺の「豫園」や、広州のシンボル「広州タワー」など全国各地の観光名所が618セールの日を境にライブコマースを展開しています。

このようなライブコマースは企業や商店や観光地の売上増加に大きく貢献をしており、その売上増加率は200%近くにもなっています。

中国マーケティングの常としてサクラや水増しなどには注意しつつ研究を進めるのが良いのでは。

もちろん、ライブコマースが流行っていると言っても中国特有の「サクラ」や「水増し」が含まれているという点は注意しなければならないでしょう。

例えば、 インフルエンザのライブコマースでは、ライブコマース中の成約の中からの返品が4割近くあるとも言われています。

これは、契約してから支払いまでの期間が長かったり、簡単に成約を取り消すことができるといった中国特有のEコマースでの商習慣があるためでもあります。

とはいえ、ライブコマースがマーケティング手段の一つの大きな手法となってきていることや、5G時代を向かえてより動画を用いたマーケティングプロモーションが重要になってくるところから、ライブコマースに関しても少しずつで良いので研究して行った方が良いでしょう。