ネット世代をターゲットにした中国化粧品ブランドの若年化

若者にターゲットを絞った中国化粧品「PERFECT DIARY(完美日記)」が大躍進を遂げる

創立わずか3年の化粧品メーカー、PERFECT DIARY(完美日記)が上場目前で、その株式価値は推定20億ドルになるのではないかと言われています。

PERFECT DIARYの成功の要因としてあげられるのが、10代~20代の比較的若い世代に向けてブランドを構築し、その若い世代に親和性の高い、タオバオ、タオバオのTMALL天猫、RED(小紅書)などで展開したことです。

PERFECT DIARY(完美日記)。若い世代にターゲットを絞り、海外ブランドイメージを構築して人気を誇る。
PERFECT DIARY(完美日記)。若い世代にターゲットを絞り、海外ブランドイメージを構築して人気を誇る。

購買層ボリュームの若年化の流れから、老舗ブランドも90年産まれ以降に人気のあるインフルエンサーを起用。

そのような中、他の化粧品会社も「より若い」世代にターゲットを移してマーケティングを展開していく事例が散見されます。

例えば、欧米ハイエンドブランドである ゲラン(GUERLAIN)や クリニーク(CLINIQUE)だけではなく、中華コスメの自然堂なども若者にアピールするためのマーケティングマーケティングを展開しています。

例えばゲランは李佳琦、クリニークは高圆圆、自然堂は謝娜などを起用して、若い世代に積極的にアピールするインフルエンサーを起用しています。

ゲランは李佳琦を起用、90年生まれ以降をターゲットにマーケティング展開
ゲランは李佳琦を起用、90年生まれ以降をターゲットにマーケティング展開

有名タレントも化粧品ブランドを立ち上げるなど、90年代産まれ化粧品マーケットはまだまだ伸びる傾向。

また、ネット時代を反映し、インフルエンサーが直接化粧品ブランドを立ち上げ販売するケースも増えてきていいます。

例えば脱税事件で日本でも話題となったファンビンビンは化粧品ブランド「Fanbeauty」を立ち上げ、ネットを中心にしたマーケティングを展開しています。

インフルエンサーが直接ブランドを創始して展開する点は、機動力も生かすマーケティングができるという点で、ネット時代に合致したマーケティングを展開することができるでしょう。

ファンビンビンの化粧品ブランド「Fanbeauty」
ファンビンビンは化粧品ブランド「Fanbeauty」を立ち上げ、ネットを中心にしたマーケティングを展開

ネットが発達するということは、ターゲティングの対象がよりネットに親和性を持つ若い世代になることもあるという事例でした。