Wechatモーメンツ広告活用で効果約2倍、メーカー+ドラッグストアがコラボしたO2O施策

現在、ドラッグストア販売の約2割がネット経由での販売に。

現在、薬品に関してもオンライン販売での販売が加速してきており、2019年の店舗での販売は全体売上の約80%、2018年度よりさらに5%近く落ち込んでいます。

特に、今年は新型コロナウイルスの影響で更にオンライン販売が加速するのは必至です。

中国でドラッグストアのネットの売上が急増
2013年よりネットでの売上が徐々に実態店の売上を侵食している(米内M E N E Tより)

そんな中、ドラッグストア側も、位置情報やAIクラスタリングなども使ったWechatモーメンツ広告を活用することで、より広告の効果を上げて、来店へと導く施策を導入しています。

メーカーと店舗がコラボすることで広告効果を2倍に増加させた。

例えば、胃腸薬のTarcidと医薬販売大手チェーン海王星辰は、Wechatのモーメンツ広告を利用した共同キャンペーンを実施しました。

これは、まずはWechatのモーメンツでTarcidのターゲティング広告を行い、ランディングページで効果や優待内容をPRし、海王星辰の商品購買サイトへ誘導する仕組みです。 購買に至る層にアプローチを行い、通常のWechatモーメンツ広告の1.91倍の効果がありました。

TarcidのWechatモーメンツ広告
TarcidのWechatモーメンツ広告

商品は購買サイトで買うこともできるし、店舗で受け取ることも可能です。

そこで、海王星辰の店舗でもPOPなどを用いたセールスマーケティングを展開し、店舗でも同様のキャンペーンを受けることができるようにしました。

Wechatモーメンツ広告から店舗へ来店
Wechatモーメンツ広告から店舗へ来店

元々中国はO2Oの親和性が高く、意識的にやることで効果を高めることができる。

データ的に言えば、ネットでの販売は広告開始の1~2日が最も多かった一方、実店舗での販売は広告開始の4~5日が最も多かった点が特徴的でした。

経験上、中国の場合、店舗でのマーケティングとネットでの販売が相関していることも多く、意識的にこのようなO2O施策を行えば、お互いの相乗効果をもっと上げることができるのではないかと思います。